「Biene Biene」(ビーネビーネ)の誕生は、
1994年オーストリア人、ノベルト・テッシュが
母国オーストリアのワインを日本にご紹介したく輸入を始めたことがきっかけです。
蜂蜜でなくワイン?と思われた方も多いと思いますが、
ブドウの育った環境や土地が、ワインの味に大きく影響を与えるように、
蜂蜜も蜜の採取された場所や季節によって、その味や香り、色や食感が異なります。
生産量は豊富ながら、自国消費がほとんどで海外への輸出がほとんどなかったオーストリアワイン。
日本での認知も低かったものの、
食のプロであるホテルやレストランのシェフに徐々に認められはじめ、20年余り。
今ではたくさんの方々に高い評価をいただけるようになりました。
そのような中、日本のみなさまにもっとオーストリアの”大地の恵みの味”を知っていただきたい
という想いから高品質のオーガニックローハニーの輸入販売をスタートいたしました。
ワイン同様に、徐々にシェフやパティシエの皆様から高いご支持を頂くようになり、
そんなプロも認めた自然の美味しさをもっとたくさんの方に味わっていただきたく
はちみつブランドBiene Bieneを立ちあげました。
現在はスペイン・ハンガリーなどにも出向き
生産者と信頼関係を導き、厳選したハチミツを直輸入しています。
蜂が生涯で集めることのできる蜜の量はわずかティースプーン1杯ほど。
「Biene Biene」(ビーネビーネ)は、自然からの贈り物である蜂蜜を
多くの皆さまにお届けしたいと願っております。
ミツバチが花から集めてきたばかりの蜜は「花蜜、ネクター」と呼ばれ、水分が多く糖度は30~50度程で、その成分はショ糖です。この花蜜にミツバチの体内の酸素を加えて成分をブドウ糖と果糖に変化させます
そして羽ばたきで水分を蒸発させ、濃縮熟成したものは糖度80度になります。
このように人の手を一切加えず、ミツバチ自身が完成させたものだけを「完熟・純粋ハチミツ」と呼ぶことが出来ます。
養蜂家ヨハネス・グルーバー氏は、1950年代から養蜂を営んでいる父から有機養 蜂を受け継ぎ、10年前に独立し、養蜂所、ラインバウワーを設立しました。 彼曰く「養蜂は、土地を持たない農業で、その魅力は、自然のあらゆる資源に触れることなく、豊かな自然の産物を頂くことです。」現在は、甥と共に東シュタイヤーマルクで有機基準に従った養蜂を行い、120の蜂群を飼っています。
ミツバチの習性、性格そして知能を知り尽くし、常にミツバチたちと対話をしながら、自然を尊重し量より質にこだわった上質のハチミツを私たちに届けてくれます。